☆現代の中の伝統☆
- strawberry19510410
- 2022年11月14日
- 読了時間: 2分
今日は。
埼玉県に戻ってきました。
まだ陽射しが温かくて、びっくりしています😳
さて、今日は冬至について、書きたいと思います!!
昨日まで居た浜松の妹の家で、『冬至』の室礼をしてきました。
2022年は、12月22日だそうです★
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現代では、冬至といえば、❝日照時間が一番短くて、ゆず湯に入る日❞
という認識かな・・と思います✨
その通りで、一年の内で一番、日が短いため、
僅かな春の兆しを逃さないよう陽の気を沢山取り入れ、
暗い気持ち、寒さに負けそうになる陰の気持ちを祓い、
新年に向けて心身を清める日です。
気というものを現代は余り気にされる方は多くない様とは思いますが、
陰陽の気のバランスを整える日といった感じでしょうか・・。
冬は寒さなどの陰の気が多い時期。
カボチャ(南瓜)も唐辛子も柚子(今回は柚子がなく、蜜柑・・🍊涙)も
赤と黄色、陽の色です。
陽のものを 沢山受け入れることで、私達の厄を祓います。
また、『一陽来復』という言葉があって、日照時間が一番少ない、太陽が一番低い位置ということは、明日からは少しずつ太陽の位置が上がってくる、つまり
【長い不幸のあとの、一条の希望の光。明日から良くなるしかない】という太陽と共に、明日を信じる精神性を表しています★★★
私達日本人の心の奥に、しまわれている精神性というものを
こういうとき、確かに感じる瞬間があります^^✨
(参考『室礼おりおり』NHK出版)
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さて、今年の冬至は、掛け軸代わりに、京都の永楽屋さんで『舞妓さんとイルミネーション』という手ぬぐいを買いました✨
今年は、川越市制100年記念の年でもあり、有り難くも様々なイベントやワークショップを開催させて頂きました。
その中で、特に印象に残ったのは、『7月の宴 酒井抱一と秋草』で、
尾形光琳の金屏風の琳派に対し、酒井抱一は銀屏風で江戸琳派を大成させたというシーンです。
その金銀という中に陰陽を感じ、尾形光琳と酒井抱一、京都と江戸、公家と武家、金屏風と刀、舞妓と吉原の遊女など・・京都と江戸の関係を、金銀の陰陽の関係の中に感じました✨
実りのたくさんあった一年に感謝するとともに、
絵を通して家族や友人と沢山会話に花を咲かせながら、
新年の訪れを心待ちにしていたいと思います♡
〜続く〜


(↓↓おまけ。お茶目・・・笑)

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